小ネタですが、頼りにしている靴修理名人をご紹介。
バリ島に『SOL』と手書きで書いた看板が時々ありますが、靴を直してくれる所です。SOLは靴底(SOLE)に由来するのかな。
バリ島の日差しで、靴やバッグはすぐに傷みます。
日本で使うよりも長持ちしないと思います。
デンパサールのレノン地区JL.Tukad Aye Ayahにて『SOL』を営むウッスマンさんはジャワ島バンドゥン出身。
バリ島に来てからこの方に何足蘇らせてきてもらったか。
サンダル、スニーカーetc… 靴だけでなくて、鞄や大きなバックパックも、布製のスーツケースもお手の物でした。
預けておくと、言ってない箇所も縫っておいてくれていたり、配慮があるんです。
使用前使用後の写真をとっておけばよかったんだけど、今回は、これは修理できないだろうなと、駄目元で頼んだクロックスのサンダルが再び復活したので感激して急きょ書いています。
クロックスは、頑丈で海でも山でも重宝なので、私にとって、なくてはならない必需品なのだけど、買って間もないのを含めてをうちのワル犬にやられてしまい、諦める前にウッスマンさんの元へ。
「これは無理ですよねぇ?」
「う〜む、なんとかやってみるので明日まで預けてみて;-) にこッ」
で、3足とも蘇らせてくれました。
(※クロックスの素材的に、見た目完璧な復活では出来ませんが、普通に履ける状態です)
「ここもついでに縫っておいたよ 😉 にこッ」
一緒に頼んだバッグの中の袋が破れていたのも、綺麗に綴じられていました。
修理をながめていると、器用に縫い合わせて、ライターを使って炙って始末をしたり見事な匠ぶり。
修理代は1万ルピア〜2万ルピア。
嬉しい復活には心からチップを払いたくなります。
移動式のお店はアルミで出来ていて、これも自分で作ったそうで、引き出しの中には色んな素材の部品や糸が収納されています。
日本からのリピーターの友人に知らせたら、捨てるに捨てられない壊れたお気に入りの旅行用カートと、皮のブーツを日本から持ち込んで、見事復活。
継ぎはぎ用の皮も持ち込んだので、仕上がりも完璧でした。
同じ事の繰り返しにも毎回ブレない人、
仕事にプライドを持っている人って尊敬します。
断捨離は先進国の風潮ですが、バリ島はまだまだ勿体ない文化が主流です。
場所は⬇このあたりです。
お気に入りを捨てる前に 😀 ✨
「SOL」ウッスマンさんの店(MAP)
Jl.Tukad Yeh Ayah のキッチン用品店ダプール・プリマ向かって右隣あたりです。
(あ、ブランド品や高級品は、日本の専門店で修理して下さいね 😛 )