炎のお菓子、ラクラッ!

なんだこれは!?険しい顔でかまどに薪を焼べ、全力で何かを焼き上げている光景。
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ここはデンパサールのナシチャンプルが人気のWarung Liku/ワルン・リクの店頭のかまどです。
ここを通る時、いつも、もぁぁ〜っと熱い空気。
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はじめはてっきり、鶏を薪でつぼ焼きにしてるのかと思っていましたが、
なんとこれ、Laklak/ラクラッ(伝統菓子)でした。
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ラクラッは、バリ島ではとてもポピュラーなお菓子で早朝に市場で売られています。
スーパーでもこんな風に売られていたりします。
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餅米粉に煮詰めたココナッツジュースとスジという名の良い香りと美しい緑色がつく薬草を混ぜて合わせた生地を焼いて、擂り下ろしたココナッツをまぶしてココナッツシュガーとパンダンという葉のシロップを絡めて頂きます。
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黒米や他の餅菓子が添えられたりします。

そういえば、ラクラッは焦げている部分が香ばしいなと思っていましたが、こうして薪で焼いていたのか!とビックリ。
初めて焼きたてを頂いて、香ばしい風味が口に広がりました。
このお菓子の味の特長は、焦げ目にあるようです。薪で焼かなくてはつかない焦げです。
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店もかなり焼けこげてきています。すすだらけです。
それほど労力を使うなら、鶏とか肉とか釜飯とか、お食事的なものも焼いた方が。。。とも思いましたが。
焼きたてはやはり美味しい!
外が香ばしくて弾力があり、中側は柔らか~~~モチモチ食感です。
これは焼きたてに限ります!

 

こちらはサヌールのラクラッ専門店。早朝から売り切れ18時くらいまでやっています。
ダルマン(水と混ぜるだけで寒天状になる不思議な薬草をココナッツシロップやココナッツミルク、練乳等を加えた伝統的なゼリー状の飲み物)も頂けます。➡絶滅する前に飲むべしです!
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薪なんて昔話のおじいさんが背負ってたイメージだけど、バリ島ではまだ見られます。
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なんと風情のある作り方。
時がとまったかかのような。。。
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ちょっと一回たこ焼きを焼かせてもらいたい衝動にかられます。 🙂

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一個一個ふたをするんですよ、めんどくさ!
これを毎日やってはるんです。 😯
市場とかだと一包み10円とか20円の世界です。
バリ島の物価はどんどん上がっていていますけど、時が止まっている場所がところどころに?

気をつけてみていればたまにこのようなラクラッ専門店を見かけます。このお菓子は意外に需要の高いものだったんですね。
バリニーズはこれとコピで一服することが好きなんですって。
神様にも一服してほしいので、お供え品としても大活躍しているそうです。?✨

バリ島のじゃじゃん(伝統菓子)は他にも沢山あります。どれもこれもほのかに甘い懐かしい味で、ノスタルジックです。

自然の素材だけでゆっくり作る時間と食事。
本物のスローライフが息づいています。
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■Warung Ayam Betutu Laku 168
Jl. Tukad Pakerisan (Panjer), Denpasar
0361422749
※アヤムベトゥトゥというバリ島名物鶏料理の美味しいお店でもあります。

■Warung Laklak Dar Lolet
Jl.Batur Sari 47B, Sanur


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