すごく行きたかったレストラン。
SALAZON✨
連れて行って頂く光栄に?
当日予約してリムジンならぬ、ゴジェック・タクシーに乗り込んで行って参りました。
まばゆい正門!
ドアマンが名前をよんで開けてくれました?
サヌールとは雰囲気が違いすぎて…w
うぉおおお素敵。
ギャルソンがスマートなサービスぶりでお出迎え。
気分は貴婦人ですw?
壮大なオープンキッチン!
右側は長いキッチンになっていて調理の活気、音、匂いをダイレクトに感じながら食事するというイメージでしょうか。
ドリンクメニューの量が半端ありません。
ワインも豊富に揃えられています。
美しいワインセラーが。
お酒に弱い私も早くワインを口にしたいなと思ってきました。
さてさて、メニュー選び。
こちらのお店はドライエイジング、乾燥熟成肉と自家製生ハムのお料理をウリとするお店です。
熟成肉とは一定の温度に保った冷蔵室で一定期間寝かせて肉の旨味を引き出したもので
日本では数年前から人気と聞いていたけれど、私は初めてでした。
乾燥野菜は味が濃くなりますが、肉も同じことになるのですね!
肉の種類や肉の箇所によって寝かせるベストな期間が違うようです。
カモ、魚、ハト、鶏肉、豚肉、牛肉と様々ですが
21日間寝かせた牛テンダーロインをチョイスしてみました。
ギャルソンのおすすめを聞いて前菜に選んだのは Baked Burrata Cheese 140K
繊細なトマトのタルトパイにチーズとパンチェッタ(豚肉の生ベーコン)、バジル、トマト、葡萄..蜂蜜やオリーブオイル、ディル、バルサミコの香りがします。
これはフランス料理です!(I? French)
美味しい。複雑で味を表現できない。。
熟成肉来ました!
21day dry aged stockyard tenderloin 410K
チミチュリソース(アルゼンチン発祥のニンニク、パセリ、お酢、ワインビネガー、オリーブオイル、塩のソース)がさっぱりと肉に寄り添います。
ほんと〜〜〜〜に感激!!!
濃縮された味なんです。熟成って凄いんですね〜〜。
どうやって考えだされたのでしょうか?
偶然の賜物?気候的にヨーロッパや北欧は昔から食べていたんだと思いますが。
フレッシュが一番と思い込んでいた私にとっては衝撃的でした。
付け合わせはポテトのミルフィーユとインゲン。
「熟成」っていい言葉?
私の肉もかなり熟成されているはずですが価値は下がるばかりです。?
もう一品はHarrisa marinated lamb shoulder 195K
メニューを見ていても想像がつかないので
魚、ポーク、チキン、ラムのどれが食べたいかという選択で
ラムをチョイス。
これがまた大当たり。
少しクセがあるのが大人っぽくて芳醇です。
こちらも頼んで正解でした。
ミントと青唐辛子、カボチャのソース、ズッキーニ、干しぶどう…
お酢、トマトソース、味付け、チリソース、アイスクリーム、ペストリーをお店で生産。
牛肉以外はすべてバリのお肉を厳選。豚肉はブドゥグルの有機豚肉生産会社と関係を樹立。
スノッブなお店かと身構えていましたが、
全くそうではなく
全員が優しい雰囲気で何でも聞けて安心な雰囲気。
すごくお洒落ですが、気取ったところは全くありません。
ギャルソンたちは短髪を七三に分けてポマードをつけている率高し。
なんだこれは!と冷蔵ルームを硝子越しに張り付いて覗き込んでいると
ギャルソンが「中を見たい?ちょっと待ってて!」
と気を利かせてシェフを呼んでくださいました。
オーストラリア人のポールさん
「どうぞ、中をご覧ください!」と気軽に中へ案内してくださいました。
冷貯蔵庫?の中に入るには厨房を経由しなくてはならず?
こんなに気前よく中に入れて下さって感激??
冷貯蔵庫?の中には様々な肉の部位が出番が来るまで眠っています。
オーストラリアン和牛、ラム、ポークetc…
ハムやソーセージはスペイン式の生産工程を取り入れているそうです。
魚も美味しそうです。こちらはバリ島近海で釣られた魚だそう。
ポールさんの奥さんは日本人だそう。
彼はここのシェフになる前は、東京でシェフをしていたそうで
お住まいは世田谷区の経堂だったそうです。
熟成肉やハムのことを詳しく教えて下さいます。
(言葉の壁が恐縮でした?)
75日間乾燥熟成させた骨付きリブステーキ、40日間乾燥熟成のリブアイ、30日間乾燥熟成のサーローインetc…
チョリソーや生ハムetc…
ハンドチョップした乾燥熟成肉のタルタルも気になります。
バリ島には世界からシェフが来てお肉を食べさせるお店がありますが
牛肉においては、難易度が高い状況で
どこでも美味しいステーキが食べられるとは限りません。
だけど、最近はこんなお店が登場してきました。
近い将来、和牛もバリ島で生産出来るようになるという噂ですし。。。
サラゾンは、ありがちな見栄え重視のお店ではありませんでした。
お料理メイン!熟練者しか作れない丁寧なお料理。
まず第一にお料理のことを考えた店構え、インテリアになっています。
東京とどちらが美味しいか?と言われると東京かも。そして選択肢が多いと思います。
でも、こんな雰囲気を味わえるお店は東京でも無いと思います。
ハムも美味しそう!締めくくりに生ハムしよう!ということで
ポールさんに「どれがおすすめですか?」と愚問したら
「それぞれ全部特長が違うから選べないなぁ」と
じゃ〜とりあえず有名なパルマハムを注文。
(他の銘柄は知らないものでww)
1Year old homemade parma ham 90K
この美しいピンク色。
今までのパルマハムと違う、食感とウェットなしっとり感。
オリーブオイルとこちらも熟成葡萄との相性がさすがです。
ここ数年流行の木のボードに乗せてこないところがNICEです?
イタリアのハムに合わせてイタリアの赤ワインを選びました。
お料理とワインがほんとうい美味しいと思いました。
「2階が素敵なバーになっていますよ」とギャルソンが。
「このまま2階に上がれるの?」
「はい、あそこのエレベータで上に繋がっています」
「ほ〜?」
では珈琲でも飲みに行くかなと思っていたら
デザートのサービスと2階のバーで使えるカクテルチケットを2枚くださいました?
映画のようなエレベーター。
エレベーターガールも完備。各フロアにはボーイが立っています。
2階にいくだけなのに超贅沢なお店!!!
(なんとなく昭和のバブル期を思い出し。。。)
で、着いたのが。。。。
ひえ〜〜〜〜
クラブやん❗
VIPの隠れ家バー的なものを想像していたのが、
ダダ〜〜ン!とこんなクラブが存在しとったとは!
アンビー en vieという名のクラブラウンジになっています。
それにしても空いています。?
心配〜〜!潰れないでねぇ〜〜〜〜
またまた意味不明な英語メニューとの格闘。
ウエイターにおすすめを聞いて
ウオッカベースの珈琲カクテルと、ジンベースのオレンジビターなカクテルを頂きました。
カクテルは一杯Rp.170,000前後ですが、チケットで2杯いただけました。
居心地よし!
サービスが柔らかくてリラックスできます。
このお店のPVが、格好良すぎて
もっと緊張感ある敷居が高い店だと思ってたんです。
今回のお食事は
前菜から2品、肉料理2品、ワイン2グラス、ソフトドリンクで15,000円くらい。
美味しかったです!ごちそうさまでした✨✨✨
プロフェッショナルなお味、気取らないけど完璧なサービス。
素敵なお店でした。
また行きたいなぁ〜?
■Salazon
Jl. Kayu Aya 33,Oberoi, Seminyak
(0361) 9342100
毎日18:00〜24:00
■en-vie
Jl. Kayu Aya Oberoi, Seminyak
0361 9342100
毎日18:00〜3:00