パワフルウーマンKIKIさんの美味しいワルン

ジャワ系のナシチャンプル屋さんの中で断トツに美味しくておすすめなお店のご紹介。
清潔で、美味しくて、種類豊富で、脂っこくなくて、薄味だけどコクが有る。で、安い。
どこからとってもにじゅうマルなお店になっています。日本人の口にあう、スンダ（西ジャワ）料理をメインとしたお店です。

ここはまぎれも無い、2年前、家賃が跳ね上がって「Jade Box」が逃げる様に撤退?した場所。跡地に出来たのが、このダプールオマ「Dapoer Oma」です。

（嗚呼、懐かしい外観?）

周囲は閉店する中、お客さんが増える一方で脱帽です。
特に欧米人、オージー。
この通りの裏手に沢山在住されています。

⬇この日は魚卵の煮付け?赤豆の煮物、苦瓜のさっぱりした和え物に爽やかなサンバルダブダブを添えてもらいました。どれも抜群に美味しいんですよ〜

⬇こちらはブロッコリーがふんだんなお惣菜（チャプチャイ）とたしか、ビーフルンダンと、アヤムサンバルマタ的な（あったら選ぶべし）。サンバルヒジョー（青唐辛子のサンバル）
新鮮で油っぽくない。むしろさっぱり。

⬇この日はアヤムサンバルマタ的なのと、苦瓜の和え物にコロッケのようなスンダ料理（グラタンを揚げたようなもの）を選びました。

美味しいので、私は毎度同じものを選んでしまいます?が、種類はこんなにあるんです。

35種類ぐらいのお惣菜がずらり。(レパートリーは50種類くらいだそうです）
ご飯は、白米、赤米、ターメリックライス、そして黒米からも選べます（黒米はいつも炊きあがっていないと言われますが、あるはず）
3種盛って飲み物を入れて大体4〜5万ルピアくらいかな。

切り盛りするのはオバタリアンのKIKIさん。

ものすごい自己アピール攻撃。
たくましい根性を感じます。
ビジネスの話をすぐに持ちかけてきますw
でも、こういう別の島からバリ島に渡ってこられた実行型のガッツな女性、
時々いらっしゃいますが、本当に偉いなぁと思います???

同じ店鋪を借りていた同士で、話もはずみます。
私が借りていた時、天井に致命的な欠陥があり大掛かりな修理を２回も自前でやりましたが、完全に修理出来ず。賃貸更新の時に、その修理を頼みましたが、受け入れられず、賃料も2.5倍と言われて退去した経緯があります。
彼女は、猛烈交渉で賃料をかけあって少し下げて、天井の修理と、後ろのスペースに繰り出してキッチンを作ることも交渉。立派です！！！
出身の西ジャワのスンダ料理がメインですが、パダン料理、東ジャワ料理、マナド料理やバリの料理のテイストも入れているそうです。ハラールです。

スンダ料理のお店はたいてい私の口に合い、バリ島内にいくつかお気に入りのお店がありますが、こじんまりしたワルン形式のお店はあまり見かけません。
クタにあるとは思いますが、サヌラーには貴重なお店です。

薬味サンバルも６〜７種類揃っています。

KIKIさんは、よく働きます。
「日本料理を教えて〜〜〜！！」と。日本人テイストのおかずも作りたいそうです。

同じ並びに有名なジャワ系ナシチャンプルの老舗『ワルンKKN』がありますが、ここも美味しいですが、最近の私にはこってりしすぎています。

おかずの数はKKNに勝るのに、KIKIさんはほとんどひとりで作っています。
お店も少人数のスタッフで営業しています。
自宅で調理したものを大きなタッパに入れて、スタッフがバイクで運んできます。
凄いバイタリティと才能です。

KIKIさんは開店が9時と言い張りますが、11時すぎからお総菜がそろってきますので、11時すぎに行くのが無難です。12時には沢山から選べます。夕方は品薄なことも多く、うす〜く盛られてしまったりします。夕方品薄なのは繁盛しているワルンにありがちですね。
夜は21時までです。➡夜は20時までになりました。

あと、ここはパンを予約販売しています。（ヨーロピアンの委託販売です）

予約販売なので、ここにはカチカチになったパンの見本しかありませんが、
たまたま委託に来ていた方にシナモンロールを頂いちゃいました。
本格的な味です！ハワイのアラモアナのシナボンと同じな、日本のスタバとか？で食べた、あのシナモンロールです。（1個Rp.13,000)
シナモンロール好きにはたまらんと思います。（私にはちょっと甘いです）

他の甘くないパンも期待しつつ、まだ予約したことがありません。
ターキッシュパン、バーガーバンズRp.10,000、クロワッサンRp.12,000、チョコクロRp.14,000
でお手頃です。バケットもあります。