バリ島でも昔から『ウニ』が採れると聞いたことが有りましたが、今はバリでは絶滅危惧かと思いきやスランガン島ではまだ普通に採れるというではありませんか!?
情報は、いつもお世話になっている、スランガン親善大使のN口さん夫妻。
SNSで垣間みるハッピー・スランガンライフが羨ましい限りでしたが、先日、皆をスランガンアイランドに招待してくださいました✨
スランガンのウニを美味しいお酒の肴にお料理しておうちで召し上がっていると知り「羨ましい!」と申したら、
「ウニボトル」をプレゼントしてくださいました!きゃ〜っ?
ウニボトルとは、こんな風にペットボトルにぎっしり入った水雲丹のこと。
雲丹のことをバリ語でToro toro/トロトロと言います。
早速、N口奥様に教えて頂いた方法でウニを潔く煮詰めてみました。
水ウニなので、凄い量の水がでます。(水を足しているわけではありません)
お鍋に入れて沸騰してくると、ふわ〜っと泡が。。
大丈夫か?ウニちゃん??消えて無くならないよね??
ああ〜出て来た!ホッよかった、おウニ様のお出ましです!
アクを丁寧にすくい(楽しい〜♫)
じっくりじっくり濃縮させますと、
こんな感じになりました?♫
何年ぶりだろう!ウニちゃん。
ビールのアテ、おにぎりの具、パスタの具として、確かにウニの存在を感じながら
お友達と大喜びであっという間に頂きました。
日本のウニとは俄然違うとはいえ、やはり間違いなく正真正銘ウニです。
ウニの濃厚さを排除したような感じ。
『ウニの香りが一瞬鼻に抜ける磯の味?』的な、そんなウニです。www
コレステロールが気になる方も食べて問題ないはず。(そんなことはないか?w)
オリーブオイルを多めの『トロトロ&海苔醤油パスタ』はなかなかイケました?
(写真採り忘れ?)
「サヌールにウニのナシゴレンが食べられる店があるよ〜!」
今度はサヌールで、バリ島生活をどっぷりエンジョイされている『物知りサバイバー、M山兄貴から???グッドな情報を耳に入れてくれました。(感謝!)
「そ、そ、それは行ってみないと!」
で、こちらが『ナシゴレン・トロトロ』♫
ああああ~美味しい✨
うす〜い淡白なウニの風味。
日本のあの味を知らなければ、絶品です。
あっさりしていて好き。
これはリピート決定!皆さんにおすすめします!
薄いけど、Rp.20,000でこのコスパは素晴らしいです。
別の日、このお店の奥さんが「ナシゴレン・トロトロ」じゃなくて、「トロトロ」(バリ式ウニ炒め)を試してみて!チャベと、バワンゴレンと、ニンニク等で炒めるの。ずっと磯の風味が濃いから。」と大プッシュするので試みてみました。
こちらが、そのバリ式ウニ料理。
このお店では黒板にToro2(トロトロ)とだけ記されます。
日本の常識は「ウニは生で」が言わずもがななので、炒めたらどんな味なのか想像もつきませんが、これはこれで美味しい!
バリ式の調理法、凄いわ!! 思いつかない味の組み合わせです。
チャベ(唐辛子)、ニンニク、バワンゴレン(揚げエシャロット)等々。。。
こんな風にご飯に乗っけておいしく食べました♪(汚い写真でごめんなさい?)
友達と半分んこにしましたが、濃厚で、満足満腹。
一皿Rp.25,000。
ウニを炒めるなんて。
でも、もし私がバリ島のウニとして産まれて来たら、潔く炒めてもらうのが正道ですな。
チャベの辛さが効いて凄く面白いお料理です。
私の調理よりもウニの風味が前へ出ています。
いや〜〜〜所変われば品変わりますなぁ〜〜?
とはいえ、バリ島で日本のウニを手に入れたら迷わず生で食しますけれどもね!!
そういえば、日本でも『ウニ・クレソン』というお料理が流行っているそうで、
雲丹とクレソンをバター醤油で炒めるのだとか。一生に一度は賞味するべきとの噂。
次回は私もバター醤油でトロトロをお料理してみようと思います。
サヌールのバリニーズにたずねると、
「あ〜!トロトロねっ!昔はもっと沢山採れたけど、最近でもたまに採って食べるよ、チャベと、バワンゴレンと、ニンニクと。。。嗚呼〜エナッ(ウマい)だよな〜!」って即答ですが、
山側のバリニーズは、「は?何?あ〜ブルバビ(Bulu Babi/豚毛)のことかな?!え〜、駄目よ、危ないよ、そんなの食べて大丈夫??」と言われたりするので、海側の人のみの食文化のようです。
レンボンガンや、サヌールのリーフではまだまだ採れるようです。
ジンバランのサーフポイントに「Toro Toro Reaf」がありますが、あの辺りも採集出来るのかも。(サーファーにとってウニは疎ましい存在でしょうが)
さて、このお店、
ウニ以外のオススメに魚卵のお料理がありますよ。
「魚卵のニャッニャッ(Telor Nyat Nyat) 」おいしいです!
Paket Telor Nyat Nyat Rp.30,000。
ニャッニャッというバリのお料理は魚卵にぴったりな大好きなメニュー。ご飯とよく合います。
私は、パンタイルビの魚卵ニャッニャッが好きですが、サヌールの中心街で食べられるのは貴重です。
セットには、このつみれ汁と(バッソ)
このナシセロというサツマイモご飯(白ご飯も可)
のセットです。
その他、セットメニューは
●Paket Sate(魚のサテ、ペペス、つみれ汁、野菜料理、ごはん)、
●Paket Sup Ikan( イカンゴレン(揚げ魚)とスープイカン(魚のスープ)、ごはん)
●Paket Ikan (イカンバカール(魚のBBQか揚げ魚)と野菜料理、ごはん)
など、Rp.25,000〜35,000と破格値です。
あと、こちらタコのバリスパイス揚げ炒め。(美味しい!)
イカのバージョンもあります。
この店、プリン体祭りです。
ビールに合いそうなものばかりですので、常連になったら通風一直線かもしれません?
でも、
このお店、安くて、美味しくて、お料理が丁寧。スタッフも感じよいです。
⬆本日のおすすめ黒板。
ウニの他にイカ、たこ、海老も新鮮です。
勿論、オーナーは釣りが趣味。
日中はごく普通のナシチャンプルもあります。
ひとつ気になるのは、サービス料10%がつくこと。クーラーもWi-Fiも無いこんな簡素なワルンなのに、なんでサービス料? 内税にしたらよいのにな。
お隣はこちらも運転手さん達に有名なバラック屋台。
なにはともあれ、ウニのメニューが揃うのはとっても珍しいです。
最近、ディープ・バリ探究心が加熱し、かなり珍味に走っている私ですが、
バリ島の海沿いならではの珍味を味わってみて欲しいです。
あ、一瞬、日本の雲丹を忘れて食べるのがコツです。
■Warung Dangdang Gula
Jl.Segara Ayu,Sanur,Denpasar
0812-36756330
毎日11:00〜22:00
サヌールのマクドナルド近くです。