バリ島のお弁当?満腹ナシ・ジンゴ

バリ島には夕方になるとあちこちで売られる、ナシ・ジンゴという食べ物があります。
バナナの葉や紙に包まれた小さな包みで、
少しのご飯にサンバルと田麩とミーゴレン(焼そば)等がちょこっと添えられている粗食です。
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夕方になるとナシ・ジンゴの簡単なスタンドが出たり、ワルンの店先などに並びます。
外国人はあまり買わないと思いますが、ローカルにとっては小腹を満たすおにぎりみたいな存在のようです。ごはんとサンバルが日本で言う梅干しやおかか的な役割なのかな。

ナシ・ジンゴ/Nasi jinggoのナシとはご飯という意味。ジンゴとは福建語で1,500という意味で、1,500ルピア飯(今だったら約13円)、安い軽食的な意味合いなんだと思います。
最近は4,000ルピア〜6,000ルピア(約35〜65円)で売られています。
福建省出身のチャイニーズ・インドネシアン(華僑)がこのサイズで売り始めたのかもしれません。
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こちらはサツマイモご飯のナシ・ジンゴ。
鶏肉のお惣菜が加えられてることもありますが、基本はご飯とサンバルがメインです。インドネシア料理はサンバルの味が命ですから、美味しいサンバルさえあれば小腹も納得するようです。

さて、そんな粗食なナシジンゴですが、おかずたっぷり、大満足のナシ・ジンゴを売る食堂のご紹介です。
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これをナシ・ジンゴと呼ぶのか? ナシ・チャンプルの域ですよね。
これでたったの15,000ルピア(約125円)。
色んなおかずがたっぷり盛り盛り豪華版です。
テイクアウトはやはりナシ・ジンゴらしくバナナの葉っぱで包んでくれるのが風流です。
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ご飯とおかずはバナナの葉一枚で仕切られています。こちらも15,000ルピア分。

『Warung bu Agus Nasi Jinggo/ワルン・ブ・アグス・ナシ・ジンゴ(アグス婦人のナシジンゴ』は、サヌールからすぐ近くのデンパサールのレノン地区、トゥカッド・バリアンという通りに在ります。
いつもここを通りがかる時、数人が並んでいます。
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「5,000ルピア分頂戴!」
と言えば、それ相当におかずを組み合わせてくれます。
10,000ルピアでも20,000ルピアでも25,000ルピアでも、自分の食べたい分量の価格を言えば良いんです。

バリのナシチャンプルはもっとパンチがあって辛くて、『ウンマッ!』という感じですが、
ここの味は、ほっとする優しい味。特徴は無いですが美味しいんです。
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お店で食べる人よりもテイクアウトする人の方が多く「8,000ルピアを30個お願い!」とか、「10,000ルピアを3個と20,000ルピアを2個ね!」とか、「海老は入れないで、野菜を多めにね!」とか、様々な注文をどんどんこなしていくおばちゃん達のムダの無い動き。
硝子ケースに並んだおかずを手際よく組み合わせてバナナの葉っぱをさっさと折り畳んで仕上げます。
それに目を奪われるうちに自分の番が来ます。
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気まぐれに閉めることも多々あります。
バリの宗教行事を最優先して営業している庶民的なお店で、Nasi Yasa/ナシ・ヤサ(お祭りや法事の時にみんなで食べる幕の内弁当的なナシチャンプル)の仕出しに重宝されている存在でもあるようです。

おかずのひとつひとつが丁寧に作られていると思います。?
清潔なお店です。お弁当を買う感覚で是非、お試しください。


■Warung bu Agus Nasi Jinggo
Jl.Tukad Balian No.51
8:00〜20:00(不規則、不定休)

マクドナルドサヌールから車(バイク)で8分くらいです。


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