ブログ始まったばかりなのになんですが、体調不良の良薬、美味しいお粥の話題。
体調が悪い時、やっぱり和食以外は受け付けなくなりますが、
私、ここ一週間、珍しく胃を壊し、日本から持参の胃薬を飲み続けるも治る気配無し。
ムカムカ、違和感増すばかり。
ローカルの友達が「サキッ・マー(胃を壊した時)には、これが効くよ!」と、『Mylanta』という名の白いシロップを買ってきてくれた。有り難い〜〜でも、ちょっと飲むのこわいし…。
弱り切って途方にくれていたら、スタッフのアリーが、「サキッ・マーの時は、すこしずつでも空腹にならないように食べた方がいいですよ。」帰宅途中に引き返してブブール(お粥)を届けてくれた。(優し〜❤)
これはサヌールで有名なブブール屋のもので、普通のインドネシアのお粥よりも濃いめの味つけ。ブブール・ジャカルタっていうんだって。今日はキモ的なおまけもついていてこわいが、アリーが気遣ってくれたのかな。
もう、藁をもつかむ体調だった私はMylantaシロップに挑戦、そしてブブールを頂くことに。
「おいしい〜〜〜〜!!」
甘辛い味付けにシソのような風味の薬味野菜が入っていて、コクがあるのにさっぱり!小さいじゃこ(釘煮みたいな味付け)も和風な感じ。久々に、食事が美味しいと思った。大豆は胃に負担だから食べない方がよいのだけども、完食。
Mylantaはミント味で薄い薄い歯磨き粉のような味わいw。
➡ バイパスサヌールの交差点のポリス・スタンドにあるカキリマのブブールで、一杯RP.10,000 クルップク(揚げせんべい)付き。
なんと次の日、驚異的に調子がもどってきた。Mylantaそして、ブブール「グッジョブ!」
で、昨日は仕事でムングイ(Desa Mengwi)へいく用事があり、ど田舎道で遅いランチ処を探すことに。 案の定バビグリンやらのパンチの効いたワルンしか見あたらない。
ドライバーが、タマンアユン寺院(Pra Taman Ayun)の近くにあるブブール・バリは有名だよ!と提案。
「ブブールあるの?! 食べたい!!!」
➡ バリを代表する寺院のひとつ、タマンアユン寺院の前の市場、Pasar TenTenにある食堂街の奥。ダドン(おばあちゃん)が営む、ひなびたワルン「Men Gara」。
あっさりしたお粥を想像していたら、
『ど〜ん!』
これがお粥?
「うっま〜〜〜〜〜!」
なんとBALI TVでもとりあげられた知る人ぞ知るブブール・バリの名店らしい。
ダドンの味を求めてはるばる遠くから来たり、お粥をテイクアウトのお土産にしたりする人もいるんだって。柔らかい鶏の胸肉と細かく調理された鶏肉とブンブ・バリの味が繊細。いろんな物が入っていて豪華。お粥の域を超えている。これは病人食ではないな。
トッピングの鰻の稚魚のカリカリフライをボリッボリッ。 (日本の友よ、私、こんなゲテも美味しく頂けるようになってしもたんやで〜)
これ、Be Lindungといってバリ島の医食同源スナック的な存在で、このお店のは有名らしい。
見た目グロいけど、臭みゼロ。
鰻の稚魚は日本では激減してるというけど、バリは沢山獲れるみたい。
え〜、一杯10,000ルピアって安っ
バリのお粥うまー!胃によいとは思えないけどすっかりブブール・バリに大満足。
っうか、サキッ・マー治ってるやん!
お粥づいた私。今日のお昼のお粥はあれしかない!そう、海鮮料理の老舗「ラオタ」の超有名なお粥。
ヒぃ〜〜っやっぱうま〜〜〜!
胃に悪いほど熱いのが玉にキズだけど、誰もが納得太鼓判。(このお店についてくわしくはまた今度!)
🙂 甲乙つけがたい3種のブブールだけれど、めちゃくちゃ手の込んだおばあちゃんのブブールがに軍配かな。
💡 Mylantaは、水酸化マグネシウムと水酸化アルミニュウムが主成分で、荒れた胃にベールを作るような作用をするらしい。バリ島で胃を壊したら、空腹時にMylanta。これをスプーン1〜2杯のんでからバリの美味しいお粥を食べて乗り切ってみてくださいね。