キャビアとトリュフのパスタが忘れられない♥チャングーの「カユ・バカール」

優雅なインドネシア人のお友達、フェイ君が「今、この店がいいらしいよ！でも予約が取れなくてね」とインスタグラムのページを送ってくれたお店、「Kayu Bakar Berawa」。
薪で焼くという意味でしょうか。
数ヶ月以上前からページをフォローしていました。

インスタの写真の見せ方が実に上手いので、これは行きたいなぁ〜と思っていたところ
希望が叶い、お友達と3名で向かうことに♫
夜も８時すぎてからグラブタクシーに乗り込みました。
ブラワはチャングーですから結構な距離です。

21時すぎにお店に到着。

ふ〜む。。インスタ写真から膨らんだイメージと違い、こじんまりとしたカジュアルなお店。

インテリアも特出していません。
敷居が高いつもりが、かなりフラットな感じ。

でも、遊び人のフェイ君の言うことに間違いは無いはず。
折角ここまで来たんだから、期待を裏切らないでね〜と祈りつつ。
メニューを選びます。

迷います〜♫

お通しがきました。

濃厚なスープ

まず、どかっと自家製パンが置かれます。

サラダはシンプルなアボカドとトマトのベストコンビを選びました。
あと、マッシュルームソテー。文句無しです。

さてさて♫これは来る前から写真で気になっていたパスタ。
Spaghetti ala Aglio e Olio (Rp.110,000)

これは美味しい！✨！
というか洗練されていて、想像外の味で説明が出来ません。
すごくシンプルな味。
キャビアの塩味がアクセントで、トリュフの香る、なんだかおしゃれなパスタです。
トリュフ、エスカルゴ、スモークドライトマト、ハーブ、ガーリックオイル、チリ…

ビーフカルパッチョ。（Rp.100,000)
うわ〜〜〜テンションあがるわ〜このフォルム。

焦がしチーズの下には複雑な合わせ技がなされています。

チーズを崩して、中味の全てを混ぜながら食べて下さいとのこと。

複雑すぎて、ちょっと肉の味がぼやけているかな。
ちょっと凝り過ぎた感じ。
だけど、とても丁寧なお料理♥
パルメザンチーズ、シャロットのピクルス、バルサミコ酢、デーツ、クルミ、フェンネル。

こちらは、おすすめのラム肉のシシケバブ（Rp.170,000)
お店の名前の通り、薪で焼かれています。
大き過ぎて写真に納まりません
お肉がとってもジューシー
薪で焼いた焼きたてピタパンと共に食べるのも楽しいお料理でした。
私は好きです。

「熟成肉いっちゃう？♫」と
とどめに肉をば!?
42日間熟成したサーロインステーキ。

これは正直なところ、期待程では無く。。。
熟成肉の美味しさなら軍配は俄然『サラゾン』にあがるかな〜。
気取らないなら『イエス・アヤム』のステーキの方が好きだな。。。

２階から賑やかな声が聞こえるので上がってみました。
ライブもあって満席で賑わっていました。

客層はエグゼクティブなインドネシア人半数以上！
その他はヨーロピアンです。

２階はカクテルバーになっています。

ワインも充実していました。

今回、お料理の中で一番印象深いのはパスタでした。
驚くほど洗練されたパスタ♥

クリームソースでもトマトソースでも無い、
こんなシンプルなパスタはなかなか出会えません。

このお店は他のお料理も気になります。
Grill/steak & ovenがコンセプトとのこと。
グリルよりもむしろその他の手が込んだお料理が面白そう。

海外の要所で培ったお料理だと想像しました。
メニューのひとつひとつに入魂して作っているのが伝わります。
インドネシア人とヨーロピアンが３人でタッグを組んだお店だそうです。

今、バリ島で活躍し始めているのが
海外留学や就職を経験したインドネシア人やハーフです。
このお店も、グローバルな環境で学んだ若いインドネシア人のお店だなと思います。
昔は、こういったお店は白人オーナーで白人プロデュースが殆どでしたが
今はそうではありません。
最後に特筆すべきは、サービスが抜群に心地よかった！
スタッフの女性、とても配慮があり
お料理の説明も、お料理をちゃんと食べて知っている感じで上手に教えてくれます。
質問にもすぐに回答してくれました。

私達は遅い到着で気がつけば閉店時間を少し過ぎていましたが、
何にも言わずにサービスを続けてくれていて、しかもタクシーを手配したあとも、椅子に寛ぐようにと言ってくれました。
「また是非来て下さいね！?」
後味がめっちゃいいな〜?